コロナ禍の中の入院~出産まで

一人暮らし生活を満喫していたところに一報「破水した」

予定日の一週間ほど前だったため慌てて支度し、奥さんの実家へ向かいました。

コロナ蔓延の影響でテレワーク環境が整っていたので、会社の業務に大きな穴を空けることもなく遠征ができました。

お使いと義両親の話を聞くぐらいしかできることがない

コロナ蔓延の影響で病院は面会禁止、入院に必要な物資は義実家の方々が破水当日に搬入してくださっていたため、こちらでできることは本当に何もありませんでした。強いて言うなら、破水当日に搬入し忘れていたものを街で購入して持っていくぐらいなもので、”はじめてのおつかい”に出ているような感覚でした(出たことはないですが)。

物資をナースステーションに持って行った時、明らかに不審者の動きだったのでよく通報されなかったなと今になって思います。

また、義両親の話し相手がいなくなっていたため、奥さんに代わって家の中ではずっと聞き役に回っていました。夜ごはん時は、奥さんの小さいころのエピソードをお義母さんから聞き、朝ごはん時は、ニュースで流れている大谷翔平選手のことについてお義父さんの語りを聞き…

有休を使って休みを取って「なんでもできまっせ~」ぐらいの意気込みでいたのですが、実家と病院と飯屋をぐるぐるするだけの数日間でした。今思えば贅沢な有給の使い方でした。

神様は突然に

今日も音沙汰なしかと病院から実家に帰る道中、子育てに関して頭に引っかかることがあり無性に本が読みたくなって本屋へ立ち寄りました。

本屋で子育てに関する本を探し回っている時に奥さんから「産まれました」とLINEがきました。無事に産まれてきてくれたことに感動する一方で、現実味が湧かなさ過ぎて「第六感みたいなことが当たることもあるんだなあ」としみじみ感じたことを今でも覚えています。元気な女の子が産まれてきてくれました。

早速、両実家と職場へ連絡し、義実家への帰路につきました。

まとめ:落ち着いて待っていることはできなかったのですが、動き回っても何もできなかった数日間でした。周囲の人に迷惑をかけない程度にワクワクしながら待ちましょう。

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